前回の記事では損益計算書の項目は下記の部分までで十分と書きました。
【EC初心者向け】インターネット通販で失敗したくないなら事前に損益計算書を作ろう
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今日は見落としがちなポイントである売上高の計算方法の注意点を書きたいと思います。
目次
損益計算書に使用する勘定科目
- 売上高
- 売上原価
- 売上総利益
- 販売費及び一般管理費
- 営業利益
売上高の計算で注意したい点
お客様から頂戴した金額全てが売上高となります。
店舗では商品代金のみ計上することが多いと思いますが、インターネット通販では違ってきます。
様々な企業に訪問しておりますが、商品代金のみが売上だと考えている人は少なくありません。
インターネット通販では「送料」と「支払手数料」が新たに加わります。
送料について
送料は宅配便やメール便など配送形態以外や地域毎にも変わってきます。
全国一律送料にしてしまえば計算はシンプルになりますが、スタートアップのオンラインショップでは実現するには様々な工夫が必要となります。
余談ですが、インターネット通販で注文件数が多い企業では宅配会社を使い分けすることが増えています。
例えば、「宅配便=ヤマト運輸」「メール便=ゆうパケット」のような組み合わせです。
支払手数料について
次に支払手数料です。
「代引き手数料」「コンビニ後払い」が支払手数料に該当します。
忘れずに売上に加算しましょう。
尚、クレジットカード手数料はお客様の負担ゼロですので売上には加算しません。
インターネット通販でよく見られる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- 代金引換
- コンビニ後払い
- コンビニ前払い
- キャリア決済(docomo,au,SoftBank)
- Amazon Pay
- PayPay決済
- キャリア決済
- 銀行振込
- ショッピングローン
太字は必ずあった方が良い支払方法です。
海外向けの支払い方法はリストアップしておりません。
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